何を釣るのかウラシマソウ

こんにちは閑話猿です。

番所山ではウラシマソウの花が見られます。

紫色の仏炎苞の中から伸びた付属体の先端部が糸状に伸びており、これが「浦島太郎が釣りをする様子」に例えられたといいます。

そして本当の意味での花は、この仏炎苞の中にあるそうです。そしてこの付属体の役割は、花粉を媒介してくれるキノコバエを呼び寄せるためにあるそうです。ウラシマソウの釣り糸は花粉媒介者を呼び寄せるためのものだったのですね。

かなり近くで観察もしましたし、触りましたが匂いはわかりませんでした。