テイカカズラの種子が舞う

こんにちは閑話猿です。

屋上にテイカカズラの種子が不時着していました。風を受けやすいように広がった綿毛で、箒で掃いても素直にちり取りに入りません。当館の屋上からは周辺の木々にテイカカズラが旺盛に生長している様子が見られます。

このテイカカズラの由来は、藤原定家で後白河天皇の娘であった式子内親王に思いを寄せつづけ,内親王の薨去後もその墓にカズラとなって絡みついたという伝説からつけられています。

そして2月1日まで東京の三井美術館で展示されていた国宝の「熊野御幸記」を書いた人物です。

藤原定家は建仁元(1201)年に後鳥羽上皇の熊野参詣に随行し、その行程や祭事の様子を記録に残しました。これが「熊野御幸記」です。この中には藤代(白)王子や秋津王子、八上王子、稲葉根王子など現在でも残る王子社の名前が出てきます。こうした熊野詣の記録が800年以上も残り、それが現在とも繋がっているということに悠久の歴史を感じますね。

 

2023年12月5日ブログ テイカカズラの羽

テイカカズラの羽