館内に流れている「南方熊楠音楽」は2曲からなっていて、パーカッション奏者・永井朋生さんが演奏しています。 常設展示室の「南方マンダラ」が描かれた自動扉が開くと、2曲が混じりあい、新しい響きになります。 |
曲名 | 南方熊楠の一日 | 熊楠脳内粘菌術 |
場所 | 一階エントランスホール、二階渡り廊下 | 新館「常設展」展示室 |
時間 | 11分41秒×3とつなぎの音3つで1ループ35分50秒 | 7分27秒×3とつなぎの音3つで1ループ23分36秒 |
テーマ | 熊楠が愛した森や海、自然の中で過ごす一日 | 熊楠のアタマの中、採集した膨大な数の標本、粘菌 |
特徴 | 番所山で録音した海の音、森の音、虫の声をベースに番所山で採集した楠の枝や葉で作った楽器や、紀州備長炭の楽器で作った曲。
鳥や波の音などの自然の音の響きは、実際の森の音ではないかとの錯覚を起こす。 記念館の中と外の空間を繋げている。 |
人間の声と紀州備長炭の楽器の響きを使い、熊楠の脳内で巡りまわる膨大な情報量の行き交う様を表現。
各標本が同時に熊楠に語りかけ、混ざり合い、彼の頭のなかで一つの流れになっていく。 |
つなぎの音 | 1和紙の本「和漢三才図絵」のページをめくる音
2「鈴石」の音(天然石の鈴の音) 3古雑誌「日本及び日本人」のページをめくる音 |
1「鈴石」の音
2書籍「日本の民家」のページをめくる音 3雑誌「日本及び日本人」のページをめくる音 |