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隠花植物・顕花植物・粘菌類について教えてください
(大阪府 すう様)
●隠花植物とは
花をつけない植物のことです。現在はあまり使われない生物学用語です。
具体的にはシダ植物、コケ植物、藻類、菌類などがあり、いずれも花をつけず、胞子で増えます。これの反対に花をつける「顕花植物」があります。南方熊楠が研究対象としたのは、隠花植物が多いです。
●顕花植物とは
花を咲かせる植物のことです。例えばタンポポは、花を咲かせ、種子を綿毛で飛ばします。こちらは花が咲くため、繁殖の方法が花⇒種子という目に見えてわかりやすいものです。
●粘菌類とは
現在では「変形菌」が主に使われています。単細胞生物であり、アメーバ状(変形体)で動きエサを食べます。エサの不足、温湿度の変化、紫外線にあたると胞子を飛ばせる状態である子実体(キノコ形やマメ形など)となります。
アメーバ状態では動き、子実体では植物のように動かなくなるという両方の特徴をもつ「原生生物」です。人間のような脳、胃、心臓などの臓器や手足を持っていいません。しかし、エサを見つけ移動し、食べて増殖をする面白い生物です。
熊楠さんってどんな人?どんな性格だった?
(大阪府 すーさん様)
南方熊楠は、身長約160cmでガッチリとした体型をしていました。日本人離れした彫りが深い顔をしています。ちょっと近寄りづらい感じもありますが、子供が好きで近所の子どもと一緒に写真館で記念撮影もしています。性格はちょっと神経質で繊細なナイーブなようでした。一方で破天荒で荒々しい一面も持っていたようです。熊楠は初対面の人とはなかなか会おうとしないなど、内気な面もあります。そのため、酒を飲んで人と会ったり、意見を言おうとして罪に問われるなど酒に関するエピソードも多いです。
オコゼは魚なのになぜ山の神と言われているのですか?
(大阪府 いけしん様)
最初に訂正です。オコゼが山の神と言われているのではなく、山の神への供え物となります。山の神様はオコゼが大好きだという伝説があります。
では、なぜ好きなのかというと、「山の神と海の神が競い、オコゼのおかげで山の神が勝った。それ以来、山の神はオコゼが好きになった。」というものがあります。
また、山の神様は自分の顔にコンプレックスがあり、トゲのある美しくないオコゼを好きになったという伝説もあります。