GW最終日の番所山

みなさん、こんにちは。学術スタッフの中野です。

一昨日・昨日と、曇りがちの天気が続きましたが、一転今日は快晴です!少し風が強いのですが、気持ちがいいので、番所山を一周してきました!^^

 ◀トンネルの新緑

見上げれば美しい新緑、下には花びらでしょうか・・・?何かが沢山散らばっています。

 ◀花びらのような??

 ◀見上げてもアコウの新芽ばかりで花は無く…。

どうもアコウの新芽を守っていた殻のようなモノが落ちてきているようです。花びらじゃないなんて、なんだか不思議ですね~。(Cf)ゴムノキも同じような殻を落とします。

 

トンネルの手前には、保護指定種になっているリュウビンタイも新芽をニョキニョキ出していました。

 ◀特大のリュウビンタイ

 ◀新芽も特大サイズ!

見た目はゼンマイと同じですが、かなり硬そうなので食べるのは無理そうでした!

 

トンネルには入らず、南方熊楠記念館へ続く急坂を登っていくと、トウオガタマの花が静かに咲いていました。

 ◀トウオガタマの花

私の身長(157㎝)では背伸びしないと撮影できないので、モタモタしながら花の写真を撮影していると…

「カサカサ…カサカサ…」とあちこちから枯葉の音がします。 あ!

 ◀カナヘビを発見です!

GWを迎え、気温も20℃を下回ることが少なくなってきたこともあり、エサ探しに活発に動き回っているようです。いっぱい食べて、たくさん卵を産んでください♪

 

さて、南方熊楠記念館へ続く階段をルンルンで登っていくと…あら、ミドリカミキリも記念館に向かっていました。w

 ◀今年初めて現れたミドリカミキリ

メタリックグリーンの服がとってもオシャレですね☆v☆

 

もし記念館を見学されて、まだもう少し時間があるという方は、ぜひ番所鼻灯台まで足を伸ばしてみてください。

灯台の手前に、南方熊楠が愛した楝(おうち、和名センダン)の新芽が生え、風に揺れていました。

 ◀楝(和名センダン)の木

よーーーく観察してみれば、おや、紫色の蕾がついていますね!

 ◀紫色の蕾

もうすぐ咲きそうです。南方先生が臨終の際に天井に見たという紫色の花の時季も、まもなく…です。