音楽制作プロジェクト発進:4月22日

皆さん、こんにちは。記念館の「チョボいち」です。これは何でしょう?

人工衛星?サイコロ???・・・・・・・・・・正解は木製の「無指向性スピーカー」です。
南方熊楠記念館で発進した音楽制作プロジェクトについてご紹介します。
「MANDARAの響き実行委員会」の皆さんが4月18日に来館されました。
実行委員会代表は橘博昌氏、メンバーは音楽家の永井朋生氏、田口音響研究所株式会社他です。
永井朋生氏は、2014年「きのくにトレイナート」で駅をウバメガシの炭琴の音で表現され、昨年夏、本館でパーカッションライブhttp://www.minakatakumagusu-kinenkan.jp/2017/09/19/2722もされました。
夏頃には、「南方熊楠に縁のある天然素材」を用いた楽曲を完成させるそうです。
「縁の天然素材」とは何か、楽しみです。
そして原音再生可能な無指向性スピーカーも使われるそうです。
今回のデモンストレーションは、永井氏が録音した記念館近くの「波の音」で行いました。
こちらが「田口音響研究所株式会社」作成のスピーカーです。コロンとしていてかわいいです。

Taguchiのネームが入ったスピーカー 永井朋生氏とセレンデピティシリーズのスピーカー
 吊してみました。6面全部から音がでます。 クリアで立体的な波の音がホールに響きます。
音源と繋いで・・谷脇館長も響きを楽しみます。 海を眺めながら休憩する館長と委員会のみなさん

永井氏の昨年のライブは好評で、ファンが今年も実施をお願いしているとのことです。
熊楠ゆかりの天然素材の自然の音?
立体的な音響空間?

人工衛星型のスピーカーはどこに置くの?どんな音がするの?
キュービックスピーカーの回りを歩いたらどんな音?
音の曼荼羅!

ワクワクします。とても楽しみです。