番所鼻灯台とハゼノキ:5月3日

皆さん、こんにちは。記念館の「チョボいち」です。
記念館屋上から番所鼻灯台方面に展望塔が見えます。そこまでちょっとお散歩に行ってきました。玄関を出てすぐに右へ入る小径があります。コンクリートではない、地道の緩やかな階段です。たどって行くと、右側に崖があり、磯釣りをされているのが見えます。

崖の明るいところにコバノタツナミが咲いています。「小葉の立浪」で花を波にたとえた名です。

少し登って行くと、第3展望広場にでます。展望塔があり、猿(申)のチェーンソーアートが迎えてくれます。ぜひ、展望塔にも登って下さい。春には緑からピンクに色が変わる八重桜のウコンやオオシマザクラを上から眺められます。オオシマザクラは小型のチェリーのような実をつけています。この実は、ヒヨドリなどの小鳥が大好きです。

近くにセンダンの木があり、新葉の間に蕾をつけています。あと一週間もすれば紫の花が咲きます。
 
そのまま進んでいくと、猪(亥)のチェーンソーアートがあり、番所鼻灯台が見えます。

トビがたくさん舞っています。灯台の空き地に向かってハゼノキが枝を伸ばして、花をつけています。ハゼノキはウルシの仲間なので、かぶれやすい方は注意が必要です。ウルシの仲間は似ている種類が多いですが、ハゼノキは小葉の先が尾のように長く伸びて鋭く尖り、側脈が多くて20~30対で、葉軸が無毛なので区別ができます。秋には紅葉が綺麗です。