雨の後の海の色 黒潮ブルー:5月9日

皆さん、こんにちは。記念館の「チョボいち」です。
連休明けに前線の雨が降りました。今日は少し涼しいです。月曜と火曜は大雨の中、お客様もご来館いただくのに大変だったと思います。大雨の後は、海の色が変わります。田辺湾に流れ込む川から泥や砂が供給されるからです。屋上から見るとそれがハッキリ判ります。

円月島方面は、少し濁っていますが、大きな川がないのであまり目立ちません。

田辺湾方面は、濁っていて、はっきり色が違います。田辺湾に注ぐ会津川は、今朝は濁流でした。

泥の粒子の表面は+に帯電しているので、海に入った泥は、塩析作用によって底に沈みます。沿岸は、しばらくするとまた透明になります。サンゴの上に泥が積もるのはあまり嬉しくありません。それにしても、沖の方は美しい青です。黒潮です。黒潮は名のとおり、プランクトンが少ないので透明度が高く、黒く見えます。黒潮の流れが近くまできているのがハッキリわかります。黒潮にのって鰹のシーズンです。朝獲り、もちもちのモチガツオ、ぜひ食べてください!