ANA「翼の王国」取材 グラスボート復活:10月10日(水)

皆さん、こんにちは。南方熊楠記念館の「チョボいち」です。
午後、分子生物学者 福岡伸一氏が来館されました。ANAの機内誌「翼の王国」の取材があったようです。私は作業中だったので、取材の様子を写真に撮ることができませんでしたが、閉館直前に福岡氏の御著書「生物と無生物のあいだ」にサインを戴きました。この本は、私が高校で生物を教えているときに夏休みの課題図書にしていたものです。分子生物学の基礎知識を得るために、特に生物を学習し始めた学生には最適の本です。なにより生命をいとおしむ福岡氏の温かいまなざしが感じられて、今でも素敵な本だと思っています。ANAの「翼の王国」、楽しみにしています。
寒露も過ぎて、過ごしやすくなってきました。グラスボートも営業中です。クジラの骨のような乗船場の鉄骨の骨組みが台風で一部壊れてしまいましたが、青いレトロなグラスボートは二隻、いつものように円月島の前に揃っています。みなさん、秋の番所山、円月島方面へ、ぜひお越し下さい。