和蠟燭の原料ハゼノキ:12月24日(月)

皆さんこんにちは。南方熊楠記念館のチョボいちです。
クリスマス、どうお過ごしですか?ロウソクの揺らめくあかりでディナーも素敵ですね。ロウソクにもいろいろあって、日本の美しい蠟燭、和ろうそくは木蠟(Japan Wax) で作られます。その原料が、ハゼノキの果実です。室町時代に中国から渡来した蠟は、ハゼノキの栽培、改良が日本で長年行われたため、日本の特産品となりました。栽培は琉球、薩摩、四国、北陸などの主に海岸近くで行われてきました。果皮から圧搾法や抽出法で木蠟をとりだし、和蠟燭、蠟型材、繊維処理剤、化粧品などに使います。ポマード、口紅、クリーム、クレヨンなど身近なところで使ってきましたが、最近は石油パラフィンや合成ッワックスに代わってきています。ハゼノキの赤い葉を見かけたら、集まってついている果実を探してみて下さい。白っぽい果皮の中に、黄金色の小判のような種子が入っています。この種子を、子供達はキツネの小判と呼びます。

手前の黄葉はイヌビワ ハゼノキの紅葉の左に円月島が見えます。