盗難被害仏像仏具紹介1/7:2月12日(火)

皆さんこんにちは。南方熊楠記念館のチョボいちです。
特別展で盗難被害にあった仏像仏具を展示しています。持ち主が見つかって欲しいので、ブログで紹介していきます。まずは、阿弥陀如来座像です。情報がありましたらお知らせ下さい。

現在は和歌山県立博物館が保管しているので、そのキャプションから紹介します。この阿弥陀如来座像は34.5cm、室町から江戸時代に作られた木造です。素朴な作品なので、彫刻を専ら行う修験者などが造ったものかもしれません。光背と台座は、制作年代が異なります。台座の連弁の隙間に木の葉や埃がたくさん入り込んでおり、常に外気にさらされるような小堂で安置されていたとみられます。