花と緑の博覧会記念協会助成事業成果発表会実施:2月23日(土)

2月23日(土)13:30から16:00まで、本館多目的スペースで「平成30年度公益財団法人国際花と緑の博覧会協会の助成事業」として実施した「番所山(南方熊楠の森)の昆虫・粘菌調べ隊」の成果発表・講評会と、伊沢正名氏の講演会「自然保護・熊楠と私~物質循環から~」を開催しました。

講師の伊沢正名氏と谷脇館長 館長挨拶と、粘菌調べ隊採集標本の展示
隠花植物写真家伊沢氏撮影の写真(蜘蛛の巣の水滴に映ったキノコ) 草原と草食動物馬と糞とキノコの写真を用いて物質循環について解説
人間と自然との共生について 講演会のようす

講演会場の後ろに南方熊楠採集の昆虫標本を展示しました。糞虫ルリセンチコガネも熊楠は標本にしていました。講演会のあと、伊沢氏と直接対話・討論できる時間を設け、サイン会も実施しました。参加者には粘菌の専門家の姿もあり、また粘菌調べ隊から今回まで皆勤で参加していただいた方、遠くから来られたキノコファンの方もあり、この事業の目標「自然を学びたい人と専門家を結びつける」ことができたといえるでしょう。