ハマユウ満開:7月22日(水)

皆さんこんにちは。南方熊楠記念館のチョボいちです。
京大水族館前のハマユウが満開です。一昨年、台風の被害で大量の砂が打ちあがり、そのために昨年この部分を刈り込んだので、再生するか心配していたのですが、全く元通りのハマユウ畑になりました。木本植物のハマゴウの復活にはもう少し時間がかかりますが、ハマアザミ、ハマボッス、ハマエンドウ、ネコノシタなどは草本の海浜植物なので、根が残っていてすぐに元通り復活です。ハマユウの花は六放射の美しい形をしていて、夕方からよい香りがします。ハマユウの花のデザインは、和歌山県立田辺高校の校章に使われています。ハマユウ越しに水族館が見え、その上に番所山の南方熊楠記念館の屋上展望塔が見えています。熊楠記念館の門の横の崖にキイセンニンソウが咲き始めました。センニンソウは落葉ですが、キイセンニンソウは常緑のつる植物です。クレマチスの仲間で、秋にかけて一面に咲き続けます。海外では園芸植物に利用されています。種子の様子が仙人のヒゲを思わせるため、この名があります。

崖の上の方で咲くキイセンニンソウ

白い小花の数はもっと増えていきます。