ランタンの光:8月20日(木)

皆さんこんにちは。南方熊楠記念館のチョボいちです。陽射しが厳しい酷暑です。でも、エントランスホールのランタン(Lanthanum)の光は涼しげです。ランタンのデザインは安東陽子さんです。上部は純白のリボンですが、下に続く部分は緑の布に南方熊楠の文字がプリントされたリボンを編んで作られています。太陽の光は、ランタンから降ってきて、エントランスホールに届けられます。番所山の豊かな自然が建物の内部まで浸みこむ設計となっています。太陽の動きにつれて、その光が動いていきます。この美しさをエントランスホールでぜひ御覧下さい。冬になって落日が早くなると、閉館時刻まで上の白い部分に電灯が灯って、遠くから見ると灯台のようになります。なお、館内は2階常設展(2階のマンダラの自動ドアより内側)以外は撮影できます。ランタンの写真はご自由にお撮り下さい。