番所山の冬の花:11月13日(金)

皆さんこんにちは。南方熊楠記念館のチョボいちです。
寒気が北の方にありますので、少し涼しくなってきましたが、お昼の気温は19℃あります。晴れ渡った空と海の風景を楽しんでいただけます。番所山のところどころで黄色い花を見かけます。ひだまりのようなツワブキです。鹿児島では食用にされていますが、こちらでは利用しません。ツワブキは自生ですが、番所山では花弁の形にいろいろな変異がありますので、変わった形の花弁を探してみてください。

明るい所で、アゼトウナやハマアザミが満開です。イチモンジセセリやハナアブなどの昆虫がたくさんやってきます。

 


アゼトウナとイチモンジセセリ

ハマアザミ
石垣の間で、マツバランを見つけました。マツバランは熊楠が研究したシダです。胞子のうがついていますので、これから殖えそうで、楽しみです。番所山では何気ない所に生えていますが、絶滅危惧植物です。見かけてもそっとしておいてください。