番所山のヤブツバキが満開です

皆さん、こんにちは。南方熊楠記念館の館長です。

立春が過ぎたとはいえ、まだまだ寒い日が続きます。番所山には、野生のヤブツバキがたくさん自生していますが、ちょうど満開の季節を迎えています。日だまりのヤブツバキは既に花のピークを過ぎていますが、日陰のヤブツバキは満開です。

また、広場には園芸品種のツバキやサザンカも植えられています。この園芸品種もピークを迎えています。モノトーンの冬景色の中、ひときわ鮮やかに赤やピンク、白色など目だっています。ヤブツバキの花の蜜を求め、たくさんのメジロもやってきています。

ツバキの花は開花するとすぐに落ちてしまいますが、その花が地面一面に広がりたいへんきれいな光景が広がっています。

冬は北西の冷たい風が吹き抜ける番所山ですが、風光明媚な隠れスポットとして、散策や磯遊びに最適な場所です。遊歩道や展望台も設置され、各所に世界チェンソーアートチャンピオンの城所ケイジ氏作の十二支像も配置されています。番所山を訪れた際は、白浜一の展望デッキと自負している南方熊楠記念館にもお立ち寄りください。