おうちで博物館

こんにちは。閑話猿です。

現在開催中の南方熊楠没後80周年企画 特別展「熊楠が収集した雑誌」展から簡単な展示解説をします。

今回の展示は、記念館が所蔵している熊楠蔵の雑誌をメインにすえ、熊楠に関係のあるもの、さらに雑誌を通じた熊楠の交流を3名をピックアップして展示しています。

①柳田国男:東京人類学会雑誌(1911年)に熊楠が投稿した「山神「オコゼ」魚を好むと云う事」を読んで、熊楠との文通が始まりました。

②河東碧梧桐:田辺の南方邸の様子を熊楠の日記に記載した俳人。碧梧桐が2回紀南を訪れた動向もわかります。

③本山桂川:熊楠初の単行本『南方閑話』を企画し編集した人物。熊楠が寄稿した『土の鈴』も展示しております。

 

その他、小さな子どもも興味を持つかと思って展示したら、大人が盛り上がった熊楠自筆のマンドレイクの絵や猫のスケッチも展示しています。

開催期間は9月1日までなので、期間中にお越しいただければ幸いです。

 

柳田国男コーナー 河東碧梧桐コーナー
本山桂川コーナー チョボ六?のスケッチ