森林ウォーク:10月17日

こんにちは閑話猿です。

本日番所山の森林探検2021 森林ウォークを開催しました。本イベントは令和3年度紀の国森づくり基金活用事業 環境省吉野熊野国立公園パートナーシップイベントとして実施しています。

今回は白良浜方面に向かうコースでした。恒例の当館の屋上で参加者と南紀熊野ジオパークガイドさんでご挨拶をし、番所山の説明を行いました。本日は朝から強風が吹き、冬の番所山の気配がしてきたそうです。

屋上からは木々の実を多く見ることができ、森と鳥との関係、特に鳥の体内を通った木の実の方が発芽しやすいなどの話をしてもらいました。また、これまでに無かった話で、当館は木々の頭を観察できる施設であるというものがありました。これにより森の中とは異なる植物の観察もできることに気づかされました。

その後、番所山の木々の中を通り「絞め殺しの木」アコウの説明やその近くに偶然発生していた変形菌の観察も行いました。ちょうど変形菌に関する特別展も実施していましたが、10月に入ってから降水がほぼ無かったために、変形菌の活動も芳しくなったようですが、前日の16日夜に雨が降ったことが要因なのだと思います。

その後、番所山の地層や不整合を見学し、地層と森林、そして海に関する話題となりました。そこから円月島の正面が見える地点まで移動し、離れた場所から番所山を含む一帯の話をし、終了しました。これまで番所山の海岸なども歩いていましたが、少し離れた場所から歩いてきた森林を見るというのも良いものだと感じました。

 

今年度の森林ウォークは次回11月7日で最終となります。次回のガイドさんには地元出身の方もおられるので、ローカルな面白いお話をお聞きできると思います。ご興味のある方は是非ご参加ください。

 

開会の挨拶 木の実と鳥との関係を説明 アコウについて
ジクホコリが発生していた ジクホコリが生の葉にもついている 不整合と塔島礫断層について
円月島がきれいに見えました 円月島と番所山