王子

こんにちは閑話猿です。

東京都北区の王子神社。京浜東北線王子駅下車で参拝できる神社です。

近くには飛鳥山もあり、さらには落語「王子の狐」なんて噺もあります。

王子神社のホームページによるとご由緒は、「領主豊島氏が紀州熊野三社より王子大神をお迎えして、改めて「若一王子宮」と奉斉し、熊野にならって景観を整えたといわれます。それよりこの地は王子という地名となり」とあります。

なるほど、景観まで熊野に倣ったとは知りませんでした。熊楠も1885年(明治18)の1月6日に東京都北区にあった山林学校へ友人と来ています。そして滝不動周辺で遊んでいるようです。その後徒歩で道灌山(日暮里)を経て、上野へ行っています。

日記からは王子神社に立ち寄ったことは伺えませんでした。かつて熊野を摸し景観を整えたという王子神社周辺は熊楠の目にはどのように映ったのでしょうか。