センダンの花が咲く頃

こんにちは閑話猿です。

番所山のセンダンのつぼみが大きくなってきました。

「栴檀(センダン)は双葉より香し」という諺があります。これは「大成する人は幼いときから人並みはずれて優れたところがある」ことの例えです。しかし、この言葉はインドから中国そして日本に伝わる間に植物が入れ替わっています。実際のところ、「白壇」が双葉より芳しの対象だったようです。

センダンは別名「楝(オウチ)」と呼ばれ、魔除けの植物であったそうです。熊楠もこの花を好んでいました。田辺市の南方邸の庭には大きなセンダンの木があります。

 

熊楠が生まれたのは、5月14日ですが、その頃には番所山のセンダンも満開になっているでしょう。

灯台の近くにもセンダンはある。