こんにちは閑話猿です。

本日8月8日は民俗学者 柳田国男の命日です。

熊楠と柳田のエピソードは熊楠が神社合祀反対運動で松村任三に宛てた長文の書簡を柳田が『南方二書』として刊行したことや、民俗学の雑誌『郷土研究』創刊などが知られています。

二人の交流は、明治44年(1911)に柳田が熊楠の山神とオコゼに関する論文を読んだ事が発端です。文通によって柳田は熊楠から知識や助言を得ています。そして熊楠は官僚であった柳田を通じ神社合祀反対運動の助力を得ています。

また、柳田が南方邸を訪問した際、二日酔いの熊楠が布団を頭から被って話をしたという有名なエピソードもあります。

 

俳句で「国男忌」は初秋の季語になっているそうです。

飯倉照平編 『柳田国男南方熊楠往復書簡集』 平凡社

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