コウヤボウキの花

こんにちは閑話猿です。

コウヤボウキの花が咲いています。白く小さな花が咲いています。

この植物の名前は漢字で「高野箒」と書くように、高野山で箒に使われていることからついたようです。これも空海が高野山を開いた時出現した大蛇を竹箒で退治した。すると大蛇の霊が竹箒についた。この伝説から高野山では竹箒を使わないとされています。これは「こうや七不思議」の「高野にハブなし」として伝わっています。

また正倉院にある宝物の一つである子日目利箒(ねひめとほうき)はコウヤボウキを材料とされていることから、かなり古代から使われていたことがわかります。