こんにちは閑話猿です。
現在開催中の特別展「ミナカタ・ソサエティから記念館へ」では、7月から熊楠の新出資料の展示を行います。
◯熊楠の十二支考「馬」「羊」の直筆原稿の展示(神奈川大学日本常民文化研究所蔵)
日時 7月4日(金)~8月17日(日)
熊楠が博文館の『太陽』に送り、その後直筆原稿は失われたと思われていました。特別展の調査過程で、渋沢敬三にゆかりのある神奈川大学日本常民文化研究所にこの原稿の一部が発見されました。今回特別展で一般公開します。この資料が一般に公開されるのは初めてとなります。
講演会 「あらためて知る南方熊楠」
講師
田村義也 氏(成城大学非常勤講師)「南方熊楠を読めるということ:原稿・掲載雑誌・単行本」
松井美香 氏(一般社団法人 和歌山県建築士会 常務理事)「南方熊楠にまつわる建築の話ーふたつの登録有形文化財と寺嶋瓦についてー」
■開催日:2025年7月6日(日)
■時 間:午後2時~午後4時
■場 所:南方熊楠記念館 本館多目的室
■参加費:無 料 (入館料が必要)
※定員35名 ※要予約
講演会では、熊楠の直筆原稿について共同調査をした田村義也氏に熊楠の直筆原稿の価値についてお話をしていただきます。また、松井美香氏には、特別展で扱えなかった、登録有形文化財となっている南方熊楠記念館本館と田辺市の南方熊楠邸について、さらに熊楠が瓦に興味を持っていた話などを取り上げていただきます。
講演会の申し込みはまだ余裕がありますが、お早めにお申し込みください。
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