こんにちは閑話猿です。
番所山公園の第二駐車場横にある緑地に桔梗が咲きました。緑の中に紫色の花が映えますね。朝の日差しに花が透けています。
南方熊楠の「草花の話」(『南方熊楠全集』6巻)という新聞随筆には桔梗の話題が出てきます。
時は今天が下しるとよんだ光秀も、その本家の土岐氏、土岐の家来筋から起こったらしい清正も、桔梗が家紋だ(275頁)。
さらに『多賀谷七代記』を引用し、
常陸の小田正治、鷹野に出でて硯を持ち合わさず、通行の廻国層に借りしも水なし。かの僧、野辺の桔梗の花を揉んで硯に汁を落とし、墨をすって奉る。(中略)桔梗の花は墨をすり得るほど水分多い物だろうか(275頁)。
このように桔梗にまつわる様々なエピソードと率直な疑問を述べています。
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