こんにちは閑話猿です。
番所山公園の第二駐車場横にある緑地に桔梗が咲いていました。他にもつぼみが大きくなっていたので、これからの季節この緑地で桔梗を見ることができることでしょう。
昔、番所山は桔梗が平(ききょうがたいら)と呼ばれていたそうです。これは現在開催中の特別展「ミナカタ・ソサエティから記念館へ」で展示している資料からも伺えます。その資料は、浦政吉揮毫「感激の歌」です。この歌は、1971年に当時の皇太子・皇太子妃両殿下(現上皇上皇后両陛下)が当館をご訪問された際の浦氏の感激を詠んでいます。そして冒頭には「桔梗が平はときめきわたる」とあり、これは番所山のことを指していると思います。
この緑地はウバメガシが大きくなってきていますが、桔梗も増えていってくれるといいですね。
(※浦政吉さん、当館の初代副館長、当時の瀬戸部部長)
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