木の中に消えゆく田中神社の手水鉢

こんにちは閑話猿です。

熊楠ファンの方が当館に来られたのですが、熊楠が関係した神社などもみたいとのご希望があったため、上富田の田中神社へお連れしました。

すでに田中神社周辺の田んぼの稲は黄金の波のようでした。

 

田中神社といえば、熊楠の関係するオカフジと手水鉢を飲み込んだクスノキです。現在、クスノキの中の手水鉢は一部しか確認できません。

ちょうど10年前に田村義也氏が執筆された「田中神社の手水鉢 : 南方熊楠の未成熟な言語」の掲載写真には在りし日の手水鉢の一部が見えます。10年でクスノキが如何に大きくなっているのかがわかります。

そして特別展「南方熊楠と鉱物・化石コレクション」では、田村氏の論考から熊楠が田辺未決監で読んだ柳田国男の『石神問答』を読んでいたことも展示しています。

 

・田中神社のカエル(2023年09月26日 ブログ) 3年前の手水鉢の写真が掲載されています。

田中神社のカエル

 

・東洋大学学術情報リポジトリ

田村義也「田中神社の手水鉢 : 南方熊楠の未成熟な言語 (TIEPh第1ユニット 自然観探究ユニット)」 2016年

https://toyo.repo.nii.ac.jp/records/7702

横から見た田中神社の森

実る稲

手水鉢の一部

クスノキ