万博公園で展示学会に参加:9月6日(木)

皆さん、こんにちは。記念館の「チョボいち」です。
台風の被害でJR紀勢線が復旧していません。大阪の万博公園と国立民俗博物館で開かれる展示学会に参加することになっているのですが、開催さえ危ぶまれます。とりあえず、50キロの速度制限はありますが、復旧した高速道路を使って、万博公園に向かいました。大阪万博といえば、小学生の頃に遠足で行ったことを思い出します。明るくて眩しいモダンな公園で、行列がいっぱいの賑わいや、外国の人々を始めて近くで見たという印象があります。でも、台風一過の万博公園は、厳しい表情でした。太陽の塔の後ろ姿がなぜか近づきがたい荘厳な雰囲気でした。国立民族学博物館は先の地震で被害を受け、まだ復旧しておらず、部分的に無料公開をしていました。その収蔵庫を見せていただき、展示法について講習やワークショップで多くの事を学びました。展示関係の企業のかたや、いろんな博物館、美術館などの学芸員や専門家など、多くの人に出会うことができて、とてもいい経験になりました。展示・美術の関係者には、オススメの学会です。太陽の塔の中を見学し、原色のインパクトを体験できました。その太陽の塔や民博の中の写真は掲載できませんが、台風一過の万博公園の様子、ご紹介しておきます。メタセコイヤやヒマラヤスギなど大きな木がポキリと折れていました。しかし、エキスポパークの観覧車は、夜には綺麗な光を放ち、普段通り営業していました。あの大きさで、あの台風で大丈夫だったというのは、すごいと思います。